2015年11月30日月曜日

島崎遥香「“制服デート”がしてみたいけど、制服はもう厳しいかな(笑)」ズバリ本音で美女トーク



年の12月で誕生10周年を迎える国民的アイドル・グループのAKB48。その中でも、マイペースで超個性的とも言われるキャラの“ぱるる”こと島崎遥香さん(21)が映画『劇場霊』にに主演。撮影エピソードからプライベートにまで迫りました!
――今回ご出演の『劇場霊』ですが、主演はオーディションで決定したそうですね。
島崎 はい。AKBグループ約300名を対象にしたオーディションが行われたんですけど、その中から選ばれたんです。
――さ、300人! そりゃスゴい!
島崎 決定の知らせを聞いたときはビックリしましたね。
――物語は、舞台のヒロインの座を奪い合うことに端を発した壮絶な惨劇を描いた作品。そもそもホラーって大丈夫だったんですか?
島崎 小さい頃に家族で観たことぐらいしかなかったんですけど、基本は大丈夫ですよ。
――監督は『リング』や『クロユリ団地』などで知られる中田秀夫さん。
島崎 そうですね。だから、撮影に入る前は『リング』シリーズをはじめ『クロユリ団地』や『仄暗い水の底から』を観ました。
――で、感想は?
島崎 もちろん、作品によって違いますけど、全部に共通して言えることは、ただ怖いだけじゃなく、出てくる霊の過去とか、人の苦しみや感動的な要素もあって、それが、すごく良かったですね。
――そんな監督の最新作で島崎さんが演じるのが、水樹沙羅というトップ女優を目指す若手女優です。
島崎 とにかくお芝居が好きで真面目なんですよね。同時に危険を察したときはみんなを止めようとする勇気、正義感を持っていて。
――ご自身と重なるところはありますか?
島崎 ひとつのモノに対して執着する熱意とかは共感できました。その一方、沙羅はヒロインの座をつかもうと努力するけど、なかなか上手くいかなかったりして、将来のことに対して不安になったりするんですね。
――ふむふむ。
島崎 実は、私も同じように、ときどき、“将来はどうしようかな”って考えるところがあって。何かを始めるときは、“コレができたら次はココ”っていう目標があるんですけど、ココから先は何が正解なんだろう? ということで悩むんです。
――お若いのにしっかりされてます。沙羅を演じるに当たって心がけたことは?
島崎 最初の台本読みの時に、監督から“もうちょっと明るい子でいよう”ってアドバイスを受けましたね。沙羅自身は普通の女の子なんですけど、やっぱり、日常的に起こりえないことが起こってしまうのがホラーなので、その中でいかに自然体でいられるか、ということはチャレンジでした。
――実際に撮影に入ってから苦労したことは?
島崎 人ってホントに驚いたら“キャ~っ”って悲鳴が出なかったりすると思うんですね。でも、今回は叫ばなきゃいけないシーンがあって、そこは大変でしたね。私、声が小さいほうなんで(苦笑)。
――監督から“もうちょっと大きい声でやってみて”とか?
島崎 はい。もう何十回、何百回と。でも、悲鳴よりも驚きの表情に関する要求のほうが多かったですね。
――驚き、ってひと言で言っても、シチュエーションによってその度合いが変わりますもんね。
島崎 高い声なのか、低い声なのか。“キャ~っ”なのか“ギャ~っ”なのか。クライマックスに向けて、どんどん変化を要求されましたね。最初の頃の小さな驚きは“0.5”とか(笑)。
――数値で表していたんだ。それは分かりやすい!
島崎 う~ん。でも、実際の撮影はシーンの順番通りではなく、飛び飛びで行われたので、分かりやすかったかどうかは、正直よく分からないですけどね(苦笑)。
――他に、撮影でつらかったことはありましたか?
島崎 大雨に打たれるシーンがあったんですけど、目や口にたくさんの水が入ってきて……。私、水が苦手なんですよ。
――水だけじゃなくて、相当な量の血糊(ちのり)も浴びてますよね。
島崎 血糊の量とか吹きかけるときの勢いでどんな風に飛び散るのか予想ができなくて、目に入って来たときはすごくつらかったです。でも、開けていなきゃと思って、そこは我慢しました。
――すばらしいプロ意識!
島崎 ありがとうございます。

上の階から足音が聞こえる…
――こういうホラー映画の撮影だと、ホントに怪奇現象が起きるって話をよく耳にしますが……。
島崎 実は、私が泊まったホテルでも、夜になると上からバタ、バタ、バタ……って何か足音みたいな音がしてきたんですよ。
――(ゴクリ……)
島崎 “上の階の人が何かしているんだろうな”ぐらいにしか思わなかったんです。でも、よくよく考えたら、私が泊まった部屋は最上階だったんですよ……。
――え~っ、それってメチャクチャ怖くないですか!
島崎 でも、だからといって、撮影中に誰かがケガをしたとか、カメラが止まったみたいなことはなかったですけどね。
――本作はホラーですが、女優・沙羅の成長も描かれています。島崎さんもこれが本格的には初主演ということで、そういう意味では、ご自身の女優の部分での成長ともリンクしますね。
島崎 普段はアイドルをやりながら、同時に別の仕事もこなすということが多いんですけど、この撮影のときはこの映画だけに集中することができたんです。
――そうなんですね。
島崎 ひとつの作品を何か月も時間をかけて作り上げるという“モノ作り”の体験は初めてだったので、そういった作品に対しての取り組み方や、向き合い方の部分では多くのことを学べて吸収できたと思います。
――AKB48を卒業された前田敦子さんや大島優子さんも、女優として第一線で活躍されていますね。
島崎 先日、大島さんの舞台を拝見させていただきましたが、メチャメチャかっこ良くて感動しました。大島さん自身、すごく輝いて見えたし、何よりもかわいかったです(笑)。このとき、“芸能界って夢がある世界なんだなぁ”って改めて思いましたね。
――『劇場霊』の中で描かれている舞台のヒロイン・エリザベートは年を重ねるのが怖いという設定でしたが、ご自身は年を重ねることをどう感じますか?
島崎 十代の頃は、いま現在の年齢になったときは、もっと大人っぽくなっているだろうなって思っていたんですけど、実際はまだまだ子どもだなって(苦笑)。
――そうなんですか?
島崎 はい。一人ではできないことがたくさんあると思うし。たとえば、言葉が通じないようなところに一人で行けと言われたら怖いし、不安だし。
――我々も同じですよ(笑)。
島崎 あはは(笑)。
――とはいえ、先ごろ発売されたファッションブック『ParU』では、入浴姿や大胆に背中が開いたドレス姿などの“大人”のショットを披露されていますね。そんな島崎さんが思う”大人の女性“とは?
島崎 どんなことに対してもおおらかというか、流せる部分をたくさん持っている人かな。
――気持ちの上で余裕があるということですね。
島崎 そうですね。
――そんな“大人”の女子力アップのために必要なことって何だと思いますか?
島崎 女性であることを忘れないことだと思いますね。
――女性であること?
島崎 私的には言葉遣いかな、やっぱり。汚い言葉遣いをする女性はいくらかわいくて綺麗な女性らしい外見であってもダメだと思っちゃいますね。
――それは我々男性からしても同意できます。
島崎 逆に、男性も、昔ながらの“女性が絶対に家事をやらなくてはいけない”みたいな思考の人ってちょっと苦手なんですよ。だから、家事も一緒にやってくれるような人がいいですね。
――一緒に作ってみたい料理ってありますか?
島崎 和食が好きなんで、和食を作ってみたいですね。
――理想のタイプは?
島崎 絶対に料理ができる人!
――してみたいデートとかありますか?
島崎 学生時代に制服デートはしておきたかったですね。お休みのときにディズニーランドとか行って、制服デートしているカップルを見ると、すごく羨ましかったんですよね。高校時代にはもうAKB48に入っていたので。今やったらもう厳しいかな?(笑)
――そんな! 今でも十二分イケますよ!
島崎 ありがとうございます(笑)。
“新進女優への登竜門”と言われるホラー映画でヒロインという大役を見事に務め上げた島崎さん。本格派女優、そして、大人の女性へと成長していくことを、本誌は願っています!








日刊大衆
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