舞台に出演することになった若手女優の水樹沙羅(島崎遥香)。
稽古(けいこ)期間中、女性スタッフの変死など次々と異変が起こる。
原因は小道具として使われる人形。
ただならぬ気配を感じた沙羅は人形を制作した男性の元を訪ねるのだが……。
監督は「リング」シリーズの中田秀夫。それだけでホラーものと分かるのだが、
強烈な場面があるわけでもなく、そんなに怖くない。
冒頭で恐怖の対象が明らかになり、展開が読めるせいもあるだろう。
怖さの部分を抜きにすると、若手女優の成長物語。
「ぱるる」の愛称で知られるAKB48の島崎がみずみずしい演技を見せている。
1時間39分。新宿ピカデリーほかで公開中。(金)
◇もう一言
クライマックスに惜しみなく動き暴れる人形に、怖いというよりびっくり。おびえ顔が印象的な島崎はホラーとの相性抜群。(諭)

http://mainichi.jp/shimen/news/20151127dde012070023000c.html
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