2015年10月29日木曜日

AKB48島崎遥香さん主演・中田秀夫監督最新作『劇場霊』が、ついに日本初お披露目!【ニュ-ス】


AKB48島崎遥香さん主演で11/21(土)より全国公開される、中田秀夫監督最新作『劇場霊』のジャパンプレミアが、開催中の第28回東京国際映画祭において10/28(水)新宿ピカデリーで行われ、キャスト・監督が舞台挨拶に登壇されました!
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恐怖映画の巨匠・中田秀夫監督作品で、今もなお語り継がれる伝説のホラー映画『女優霊』。その『女優霊』から約20年の年月を経て、中田監督がついに到達した新境地ともいえる、新感覚のジェットコースター・ホラー『劇場霊』が誕生しました。本作は、劇場という閉ざされた空間で、突如現れる恐怖に襲われ、逃げ惑う女優たちの戦慄を描きます。
今回のジャパンプレミアは、東京国際映画祭の特集企画【一夜だけの"お化け屋敷付き"オールナイト上映会 "日本のいちばん怖い夜~Jホラー降臨"】もかねたスペシャルな企画ということで、新宿ピカデリーには、お化け屋敷プロデューサー五味弘文さんが手がけた一夜限りのお化け屋敷がオープン!『劇場霊』をはじめ、中田秀夫監督・清水崇監督・黒沢清監督の史上"最恐"作品が1作品ずつオールナイト上映される合間に、とっても怖いお化け屋敷も体験できるという、ホラー好きにはたまらないスペシャルな夜でした。
11/21(土)公開に先駆け日本初お披露目となった『劇場霊』ジャパンプレミアでは、島崎遥香さん、足立梨花さん、町田啓太さん、中田秀夫監督による舞台挨拶が行われました。
― まずは一言ずつご挨拶をお願いします。
中田監督 こんばんは。今日はお忙しい中オールナイトイベントにお越しいただきまして、ありがとうございます。
島崎 よろしくお願いします。今日は、来てくださり、ありがとうございます。日本初公開ということで、皆さんに楽しんでいただいて広めていただけたらいいなと思います。よろしくお願いします。
MC 今日は朝からお清めをされたそうですね?
島崎 塩の入浴剤を入れて、朝からお風呂に入ってきました。皆さんからどういう反応がかえってくるのか、すごく楽しみですし、緊張しています。
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足立 よろしくお願いします。この『劇場霊』からはじまり、今夜はホラー映画を深夜まで観ると聞きまして、皆さん本当にホラーがお好きななんだなぁ、体力あるなぁと思いました(笑)。でも、今日私たちが登壇している間は、笑って楽しく過ごしてほしいなと思います。短い時間ですが、よろしくお願いします。
町田 皆さん、本日はありがとうございます。今ちょっと、まだ落ち着かない状況で・・。何があったかはこの後説明していただくと思うのですが、今日はこうやって登壇させていただけて、光栄です。今日はよろしくお願いします。
MC いま町田さんがおっしゃってくださいましたが、登壇者の皆さんは若干汗をかかれている状態でして、実は五味さんのお化け屋敷を体験していただいたのです。男女ペアということで、中田監督と足立さん、島崎さんと町田さんペアで行っていただきましたが、島崎さん、町田さん、いかがでしたか?
島崎・町田 めちゃめちゃ怖かったです!
MC 町田さんの叫び声が、ものすごく聞こえていましたよね?
足立 私たちのペアが先に入ったのですが、一息ついていたら野太い「うわぁ~~~っ!」という声が聞こえてきて、「これは・・ぱるるの声・・ではないよね?」と考えると、町田さんしかいなくて。凄かったです(笑)。
町田 相当叫んでしまいました・・・。
MC では町田さんは島崎さんに男らしい一面を見せられた・・という感じではなく?
町田 本当に僕はもともと怖いのが苦手で、お化け屋敷とか行かない派なんです。それを島崎さんもご存じだったのか、行く前に「じゃ、私が先を歩くしかないな」と仰られてたので・・
足立 え~!?カッコいい!
町田 そうなんです。なので、これはヤバいぞと思って、頑張って目をつぶって行ってきました。
MC 目をつぶってしまったんですね(笑)。足立さん監督ペアはいかがでしたか?
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中田監督 僕はもう100%足立さんを守りきりました。何か飛び出してくるものに対して、スーッと抑えて・・
足立 みんな、この人嘘つきですよ(笑)!準備している時に、監督が「今日は俺が君を守るから」と、本当に言ってくださったんですよ。なので「カッコいいな。さすがホラーの監督だな!」と思っていたら、入った瞬間に横で「うわぁ!」と、大きな声をあげていました(笑)。その後は私が怖がっていたので一応先導してくれてはいたのですが、驚いたのは、途中で私を一人残して逆走して行ってしまって・・。監督の別の部分を見ちゃったなと思いました(笑)。
中田監督 そうですねぇ、逆走しましたねぇ。入口に戻った方が早いかなと思って(笑)。
足立 でも男らしい部分もありましたし、ふたつの顔がみられて良かったです。
中田監督 いやぁ、怖かったですねぇ。僕、本当は怖いの苦手なんですよ(笑)。ホラー監督20年やってますが、もうホント怖いの全然ダメ。急に「うわッ」と出て来られるのが一番怖いです。
- 今日は男女ペアのお客さまもいるようですが、『劇場霊』はアトラクション感覚で楽しめるホラー映画で、デートムービーにもピッタリなんですね。そこで、もし彼女とホラー映画を観に行って横で彼女が怖くて震えていたら、何と声をかけてあげますか?監督と島崎さん、足立さんと町田さんのペアで実演していただきましょう。
島崎 うわぁ~~秀夫、メッチャ怖いねぇ(お客さま爆笑)。
中田監督 ひ、ひでお(照)。
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島崎 秀夫・・メッチャ怖いね。
中田監督 ダ、ダイジョウブだよ、僕のカオみてごらん?僕の方が怖いだろぉ(照)?
島崎 うわぁ、ホントだね(笑)!(お客さま・登壇者爆笑)
中田監督 いまのちょっとズルいよね(笑)
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足立 僕のカオ怖いだろ?というより、面白い方が正解かも(笑)。
島崎 でもまぁ、怖かったですね(笑)。
MC 次は、足立さんと町田さんでお願いします。
足立 あぁ、コワイよぉ。コワイなぁ・・
町田 ・・・。
足立 怖いねぇ。
町田 ・・・。
足立 怖い・・ね?
町田 怖いね!
足立 ・・・・・・え?終わり??(お客さま爆笑)
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町田 いえ、そんなことないです!もうちょっと。
足立 あ・・ごめんね。怖いなぁ。
町田 ・・・。
足立 怖いなー。
町田 ・・・。
足立 怖い・・な。
(町田さんが、足立さんの肩にそっと手をおいて)
足立 ・・・。
町田 言葉は、いらないんです!
MC なるほど(笑)。島崎さん、今の町田さんはいかがですか?
島崎 つまらない人だなぁと・・・(お客さま・登壇者大爆笑)
町田 (自ら大笑いした後)監督のが凄すぎて、アップアップしちゃって何もできませんでした。
足立 何が起こってるのかイマイチわからなかったです(苦笑)。もうちょっと何かほしかったですね!
MC では監督の勝利ということで、今後そんなことがありましたら、先ほどのセリフでお願いしますね。
中田監督 は・・い(笑)。
― ここからは作品についてですが、中田監督は『劇場霊』をどういったこだわりをもって演出なさったのでしょうか?
中田監督 『女優霊』から20年近くホラー映画と関わり続けてきまして、Jホラーでは心霊現象だったり、例えば貞子もそうですが、いちゃいけないものが自分の後ろにいるとか、テレビの消えた画面に映っているというような、"いちゃいけないものがいるから、怖い"というのを今までやってきました。今回の『劇場霊』は、人形が恐怖の源です。本作で人形は舞台の小道具として登場しますが、人形は"いて良い"ものなんですね。その"いて良い"人形をいかに怖くみせるか。存在しておかしくないものをどう怖くみせていくか、ということを必死に考えましたし、そのへんを皆さんに味わっていただけたらと思います。Jホラーとして、何とか次のステップにいきたいという思いを込めて作った映画です。
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― そんな作品に映画初出演、そしてAKB48では単独での映画初出演として今回中田監督のもとで演じられた島崎さんですが、ご出演されてみていかがでしたか?
島崎 中田監督の映画を小さい頃に家族で観た記憶があって、まさか監督の作品にこうして自分が出していただけるとは思ってもいなかったですし、すごく光栄だなと思います。
MC 怒られたこともあったとお聞きしましたが?
島崎 でも、現場でないところではすごく優しかったです。何もかも分からない状態で撮影に挑み「女優さんって、こういう仕事なんだ」と学びながらやったので、「もっと出来たんじゃないか」と後々悔しい部分もみつかりましたが、それでも当時できることを一所懸命やったと思っているので、皆さんに観ていただけたらなと思います。
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― 足立さんと町田さんは、中田監督の現場はいかがでしたか?
足立 中田監督の作品はフィルムで撮るのですが、私はフィルムでの撮影が初めてでした。さらにモニターもないという状況は初めてで、自分がどういう演技をしているのか、どういうカメラ位置で、どう撮られているのかというのが全く分からない状態でした。ですので、監督とカメラマンさん、スタッフの皆さんを信じて精一杯やるという、今までにないことを体験させていただいたのは、これからの私の人生の中で大事な時間だったなと思いました。
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町田 ひとつひとつのシーンで監督にすごく熱心に演技指導をしていただいたので、それに全部身を預けてやらせていただきましたし、ひとつひとつのシーンが勉強になりました。今やっているのがどのように映像になり、観た方が怖くなるのか、楽しんでいただくのか、どうなるんだろう?・・というワクワク感がやっていくうちにどんどん沸いてきましたので、ぜひ皆さんにも感想をいただけたらなと思います。
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― お三方のお話を聞いて、監督いかがですか?
中田監督 僕も今回わりと無我夢中というか、そんなに余裕のない中でやったような気がしていますが、島崎さんにひとつ言ったことがあります。ホラー映画の現場って、案外和気あいあいとしていて、カメラが回ってない時には僕自身がちょっと冗談みたいなことを言っちゃって、それで僕のテンションが違ってしまったりすることもあるんです。撮影がまだ半ばに差し掛かってないあたりで、島崎さんも慣れてきてて少しカジュアルなトークをするようになっていたのですが、撮影はクライマックスの緊迫感あるシーンだったんです。これは僕の癖でもあるのですが、そういう緊迫感あるシーンの時にカジュアルな話をして笑ったりすると、本番でちょっとテンションが高くないかな・・と、つい思っちゃうんですね。なので島崎さんに「オフカメラでも、あえて和まないようにしよう」と提案したところ、それをちゃんと聞いてくれて、島崎さんが女優として階段をあがっていくステップに立ち会わせてもらったみたいな感じがしました。
― 本作は劇場を舞台にした映画ですが、島崎さんはAKB48の舞台で、過去に劇場で恐怖体験をしたことがありますか?
島崎 私はないですが、見えるメンバーの話によると、こっちの方に何かいる・・みたいな話は定期的に聞きますね。
MC 定期的ですか?!でも見えない方が良いですよね?
島崎 それはそうですね(笑)。
― 皆さんに共通質問を。皆さんが思う、ホラーに出てくる幽霊・お化けより怖いと思うものは何ですか?
島崎 女子ですね。女子、メチャメチャ怖いですよ、色々な意味で(笑)。今回映画でも、仲良しだと思っていたら、そうじゃなかったり・・ね?
足立 みんな、本当の世界の話ではなくて、映画の話ですからね!私が怖いものは、毎月のカードの明細です(笑)。よくネットで買い物をしてしまって、明細をみて愕然としたことがあるので気を付けようと思ってますが、どうしてもアニメ関連グッズを買ってしまうので・・・気を付けます!
町田 僕は姉と妹がいるのですが、姉が結婚して、つい先日妹からも結婚するかも・・みたいな話があったので、取り残されるのが怖いなと。今25歳なので、兄弟だけじゃなく周りの友達や色々な人が結婚していくのですが、周りの変化に驚きながら、すごく怖いなと思います。
中田監督 僕は動物全般が怖いです。草食動物も怖いです。若い頃はわりと山登りをしていたのですが、シカがうわーっと山を下りてくるだけで怖かったです。あと子ブタがワーッと襲ってきて・・実際は襲ってきてないんですけど・・怖くて逃げたら、逃げた方向に子ブタのお家があっただけでした(笑)。本当のペットは別なんでしょうけど、動物って意志疎通できないじゃないですか?怖いです。そういえば、僕の映画には、ほとんど動物に出てもらったことないですねぇ。ちょっと怖いです。
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― 最後に、代表して中田監督と島崎さんからメッセージをお願いします。
中田監督 島崎さんも言ってましたが日本で初お披露目なので、実は僕すごく緊張しているんです。観ておもしろかった、怖かったと言う方は、周りの方に感想を伝えていただければ嬉しいなと思います。実はこの劇場で皆さんにご覧いただくために、数日前の深夜に音や画のチェックをしに来させてもらいました。ですので、最適なコンディションで楽しんでいただけると思います。ホラー映画を20年やってきましたが、僕としては「ホラー映画をここから先、まだ20年出来るな」と言う気分にさせてくれる映画でした。どうぞ皆さんお楽しみください。
島崎 今日は中田監督の最新作を初めて日本の皆さんに観ていただけるということで、来てくださりありがとうございます。今回私が推しているのは、4DXでこの映画を観られるということです。ホラーで4DXを観ていただくと凄く怖いと思うので、もう1回観ていただけたらいいなぁと思います。今日はありがとうござました。楽しんでください。
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『劇場霊』2015/11/21(土) 全国ロードショー!
伝説のJホラー『女優霊』から20年。新たなる恐怖の幕が開く・・・

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ストーリー
芸能事務所に入って5年、いまだ役に恵まれない若手女優・水樹沙羅(島崎遥香)は、気鋭の演出家・錦野豪太(小市慢太郎)の新作舞台に端役で出演することに。演目は、若さを保つため少女の生き血を浴びていた実在の女貴族エリザベートの生涯を描く「鮮血の呼び声」。舞台にはエリザベートの内面を映し出す分身の人形が置かれ、その前で沙羅や主演の篠原葵(高田里穂)、野村香織(足立梨花)らは火花を散らしながら連日稽古に打ち込んでいた。そんなある日、劇場でスタッフの女性が変死体で発見される。その直後、今度は葵が転落事故で意識不明の重体に。
 葵の降板を受け、沙羅は急きょ主演に抜擢される。ところが稽古中に、沙羅は舞台に置かれた人形が動き出すのを目撃。果たして目の錯覚か、それとも...。劇場にただならぬ気配を感じとった沙羅と美術スタッフの和泉(町田啓太)は、人形を制作した作家・児島(中村育二)を訪ねる。ところがその頃、劇場ではこの世のものとは思えない「ちょうだい...ちょうだい...」という声が響き渡り、新たな惨劇が巻き起こっていた――。
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http://www.nikkatsu.com/report/201510/002101.html




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