「朝ドラ」初出演の島崎に、撮影の感想や女優としての今後の展望などを聞いた。
──「朝ドラ」に出演される心境をお聞かせください。
まだ放送されていないので、実感が湧かないです。でも、オーディションで出演が決まった時は、「まさか自分が」って思って、本当にびっくりしました。
実は、みね子の友達役のオーディションと聞いていたんですけど、「友達役ぽくない」ってことで、由香の役を演じさせていただくことになりました(笑)。(由香役で出演してほしいと)脚本の岡田(惠和)さんが言ってくださってるって聞いて、「ああ、ありがたいな」と思いました。
とにかく、祖母が一番喜んでくれたんです。「お友達にも自慢しちゃった、ごめんね」って電話で言ってもらいました。「いつか朝ドラに出てくれるのを夢見てたのよ」って。それがすごくうれしかったです。
──オーディションを受けるきっかけは何だったのですか?
事務所の方が、「受けなさい」って(笑)。
私はオーディションというものにそもそも慣れていなくて、「オーディション」と聞くだけで、気持ちにグサッとくるような状況だったので、「苦しい苦しい」って思っていたんです。
でも、やるからにはやっぱり合格を目指していこうって思いましたし、全力投球で臨みました。受けてみて良かったです。
──撮影現場はいかがですか?
私はまだ緊張してしまいますし、毎週月曜にリハーサルがあるっていうスケジュールにも慣れないです…。でも、久しぶりに(共演する)白石美帆さんとお会いして、ちょっとだけ雑談できました。
──由香は人に対して当たりの強い女の子ですが、そういうキャラクターをどう捉えていますか?
由香は当て書きに近いんですよね。オーディションの時には猫を被っていたつもりだったのに、岡田さんに見抜かれたのかな?(笑) こんなイメージを持たれているんだと思って、ちょっとショックでした(笑)。でも、由香にも優しい面はちゃんとあるんですよ。
──では、由香はご自身と似ているのですか?
思いがけず人に強く言ってしまったり、「本当はこう思っていたのにな…」という場面は、自分の人生の中でかなり多くありました。性格的には、由香と似ていると思いますね。
──有村架純さんの印象はいかがですか?
私たち共演者に対しても、スタッフさんに対しても、マネジャーさんに対しても、本当によく気配りをされているんです。こんなにも絵に描いたような、“いい方”っているんだって思いましたね。
──佐々木蔵之介さんの印象はいかがですか?
まだ演技のシーンで共演してはいないのですが、1度お会いしました。テレビの中にいる俳優さんだ…と思いました(笑)。
──昨年末にAKB48を卒業されましたが、今後は女優業に専念するのでしょうか?
いや、そういうふうには考えていないです…。今はいろいろなチャレンジをしていく中で、自分が自信を持って「この道に進もう!」って思えるようなものを、探っている状況です。まだ1人で活動し始めたばかりなので、いろんなことに挑戦…あ、でもこんなんじゃバラエティーは無理か(笑)。
──では最後に、由香の今後の見どころを教えてください。
由香は自分で演じていても、「何なんだこの子は」って思います(笑)。いい子なのか、悪い子なのか、分かんないなあっていうような、つかみどころがないような感じですね。ちゃんと心からの言葉を発信する日がやってくるのか、私も楽しみにしています。
https://thetv.jp/news/detail/112435/
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