2017年4月26日水曜日

朝ドラ初出演“女優・島崎遥香”への評価 NHK「オーディションで空気変わった」

【島崎遥香/モデルプレス=4月26日】元AKB48で女優の島崎遥香が放送中のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜/朝8:00~)に出演することが26日、東京・渋谷の同局で行われた会見で発表された。

朝ドラ初出演の島崎は、佐々木蔵之介演じる洋食屋「すずふり亭」料理長の娘・牧野由香役。小さい頃は可愛らしい女の子だったが、母親が亡くなったことがきっかけで、わがまま放題な“跳ねっ返り娘”に。祖母と父に何かと反抗し、突然、画家の青年と結婚すると言って家を出て行ってしまう。

オーディションで“役が生まれた”

島崎は昨夏に若手1500人ほどが参加したオーディションで合格。制作統括の菓子浩氏によると、当初「由香」という役は存在していなかったが「(島崎の)オーディションの印象がすごく面白く、由香という役が生まれた。このキャラクターがこの世界に居るべきだと」と紹介。キャスティングにあたっては「前歴や本職は関係なく、オーディションをした時の印象で決めている。元AKB48だからというのは起用理由ではない」とした。

ひとつのシーンの台本を演じ分けるなどのオーディションで、島崎の演技は「ベクトルが面白かった。セリフへの受け答えや演じ方が際立って見えた」と菓子氏。「すごく緊張されていたが、他の人たちとやっている時にいい化学反応があった。その場の空気が変わる面白さがあった」と“女優・島崎遥香”への印象を述べた。

オーディションの際に新たに役が生まれたという例は今作では島崎の「由香」が初めてだという。

今回、発表になったのは、島崎を含めて13名。ヒロイン・谷田部みね子(有村架純)が暮らすアパート「あかね荘」の大家に白石加代子【初】、大学生に竹内涼真【初】、会社員にシシド・カフカ【初】、漫画家の卵に浅香航大・岡山天音【初】、「あかね坂商店街」和菓子屋の店主に三宅裕司、その息子に古舘佑太郎【初】、中国料理屋の店主に光石研、その妻に生田智子、バーの店主に白石美帆、その他の東京で出会う米屋の店主に斉藤暁、その娘に伊藤沙莉【初】。

※【初】は連続テレビ小説初出演

第96作目「ひよっこ」

現在放送中の「ひよっこ」は脚本家・岡田惠和氏によるオリジナル作品。東京オリンピックが開催された1964年から始まる波乱万丈青春記となる。

有村が演じるヒロイン・谷田部みね子は、茨城県北西部のある大家族の農家に生まれた、おっとり、のんびりした少女。とくに大きな夢もなく、高校を卒業したら畑仕事を手伝って、いつかお嫁さんにと思っていたが、高校3年の冬、東京に出稼ぎに行った父が行方不明になってしまったことで、人生が動き始める。集団就職で上京したみね子は、町工場で働きながら父を捜すことに。慣れない都会での生活や突然のトラブルに巻き込まれながらも、“金の卵”の殻を自ら破って成長していく姿を描く。

今後は牧野家のこじれた親子関係が描かれていき、由香とその親の間を取り持つのがヒロインのみね子となる。

9月30日まで放送予定(全156回)。(modelpress編集部)

モデルプレス
https://mdpr.jp/news/detail/1681986

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