2015年7月13日月曜日

【大友監督インタビュー】島崎遥香さんは、 相手が求めるものにどう応えるかっていうことを必死に考えている。




――個々の能力を引き出すのが、Next AKB48というテーマだったとのこと。実際撮影をされていかがでしたか?殺陣もあり大変だったと想像します。
大友:アイドルっていうのは、素材に徹することを強いられ、教育されている人たちなんですよね。ある意味、そこについては“曲がった自我”が無い。我の強い“俳優”という生き物と、普段接している僕にとっては、正直物足りないところもあるんだけど(笑)。
でもね、若い女の子たちから違う弾がブンブン返ってくるのは面白かった。


特に島崎遥香さんは、“塩対応”とか言われているけど、

相手が求めるものにどう応えるかっていうことを必死に考えている。

それがビンビン伝わってきた。 


“消費されていく”ことをためらわず、覚悟を決めるのも大変ですよね。
アイドルとして24時間、1分1秒の生活を送りながらね、
相手と向き合った瞬間どうやってこちら側の要求を理解し、
それにどう染まるかということで、懸命に向き合ってきますからね。
衣装合わせで待っている時間に、僕の前で緊張して涙を流した子もいましたから。
だから、結果はすべてこちら側の態度の反映なんですよ。
こちらが本気でやれば向こうも本気で返してくるし、
中途半端で向き合うと絶対中途半端に終わる。“ドールのように扱って、
かわいく笑っていればみんな飛びつくよね”っていうスタンスでは、
とてつもないリスクが生じる。表現者以前に、
大人としてちゃんと言うべきことは言わないといけない。
彼女たちに正面から向き合っていかなきゃいけない。
そういう意識を試される、流せない仕事でした。




――ドラマ部分に関してはどうですか?

石坂:“感情のある表情”を上手く出せる人かどうかは、
現場にいると明確にわかるもので。
アクションと言っても感情を入れてドラマを感じさせないといけないわけで、
練習では上手いと思っていても撮影の時に、
感情よりも運動神経が際立ってしまうメンバーもいました。

ぱるる(島崎遥香)はそういう点で、良い表情をたくさん見せてくれました。

アクション練習では感情をあまり見せなかった分、現場で“あ、こう来るんだ!”と。 





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