オリコンシングルデイリーランキング(5/19付)では新譜が登場。AKB48の最新作で “AKB48 41stシングル 選抜総選挙” の投票券を封入したシングル「僕たちは戦わない」が店着日のデイリーランキングで初登場1位スタートとなった。初日の売上枚数は147.2万枚を記録した。
昨年の総選挙投票券封入シングル「ラブラドール・レトリバー」は初日146.2万枚。一昨年の総選挙投票券封入シングル「さよならクロール」の初日は145.1万枚。今作の初日147.2万枚は「ラブラドール・レトリバー」を上回り、初日の売上枚数としてはオリコン史上1位の新記録となった。
■ 1年に1度の “選抜総選挙” 投票券を封入!
今作「僕たちは戦わない」には、5/19から投票を受け付けている「AKB48 41thシングル 選抜総選挙」の投票券が封入されている。この総選挙は1年に1回開催され、投票券が封入されるシングルは、同じ年にリリースされる他のシングルに比べ、非常に高い売上枚数を記録することで知られている。
CDに封入されている投票券に刻まれたシリアルナンバーカードの番号を、公式の投票サイトで打ち込むと、お気に入りのメンバーに投票できる。この投票結果は 5/20 20:20頃に速報(第一報)、6/6に福岡ヤフオク!ドームで最終結果が発表される予定となっている。
2012年の総選挙までは、一般のCDショップで販売される通常盤にしか投票券が封入されなかったが、2013年の「さよならクロール」からは「キャラアニ.com」で販売される劇場盤にも封入されるようになった。この変化により、これまで総選挙への資金投入の為に購入が敬遠されがちだった劇場盤の売上が伸び、売上規模が拡大した。昨年の「ラブラドール・レトリバー」は初日だけで146.2万枚を記録。また、一昨年の「さよならクロール」は週間ランキングで初動176.3万枚を記録している。これらは、どちらもオリコン史上1位の記録である。今回、まず初日の売上枚数で「ラブラドール・レトリバー」の記録を超え、自身が持つ史上1位の記録を更新した。次は週間ランキングで「さよならクロール」の記録を上回ることができるかどうかが注目点となる。
AKB48のシングル初動売上 (100万枚以上のみ)
176.3万枚 … AKB48 「さよならクロール」
166.2万枚 … AKB48 「ラブラドール・レトリバー」
161.7万枚 … AKB48 「真夏のSounds good !」
135.5万枚 … AKB48 「フライングゲット」
133.4万枚 … AKB48 「Everyday、カチューシャ」
133.1万枚 … AKB48 「恋するフォーチュンクッキー」
130.1万枚 … AKB48 「風は吹いている」
128.8万枚 … AKB48 「GIVE ME FIVE!」
120.4万枚 … AKB48 「ハート・エレキ」
119.9万枚 … AKB48 「上からマリコ」
118.2万枚 … AKB48 「ギンガムチェック」
113.0万枚 … AKB48 「希望的リフレイン」
112.9万枚 … AKB48 「UZA」
109.2万枚 … AKB48 「前しか向かねえ」
107.4万枚 … AKB48 「永遠プレッシャー」
103.6万枚 … AKB48 「So long !」
103.4万枚 … AKB48 「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」
100.6万枚 … AKB48 「心のプラカード」
113.0万枚 … AKB48 「希望的リフレイン」
100.1万枚 … AKB48 「Green Flash」
147.2万枚 … AKB48 「僕たちは戦わない」 (初日のみ)
■ 「さよならクロール」を超え、12年ぶりのダブルミリオン作品誕生なるか?
また、これまで述べてきた理由から、今作「僕たちは戦わない」の累積売上枚数は、昨年の「さよならクロール」の累積195.6万枚を超え、200万枚を突破する可能性がある。昨年の「ラブラドール・レトリバー」でもこの記録の更新が期待されたが、惜しくも届かなかった。今作でも、今後は200万枚の壁を超えられるかどうかが焦点の1つとなってくる。200万枚を達成すれば、もちろんデビュー以来初の快挙となる。
シングルで累積200万枚を突破する「ダブルミリオン」作品が誕生すると、2003年のSMAP「世界に一つだけの花 (シングル・ヴァージョン)」(累積258.2万枚)以来、約12年ぶりとなる。女性アーティストでは、宇多田ヒカル「Automatic/time will tell」(累積206.3万枚、当時は別集計だった8cm盤と12cm盤を合算した数字)以来、約16年半ぶりとなる。16年半ぶりの大記録を打ち立てられるかどうかも、今後の注目点である。
http://www.tnsori.com/20150520-akb48-40th-single-day1
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